志方さん&土屋氏インタビュー
2013/03/01 21:45:01
今回は4亀(4Gamer)さんにこんな記事があがっていたので、取り上げてみます。
キャラクターの想いで曲調も変化する――アーティスト志方あきこさんとガスト土屋 暁氏に聞く「アルトネリコ」「シェルノサージュ」の楽曲へのこだわり
前から当ブログをご覧になっている方は知っていると思いますが、志方さんは私が敬愛するアーティストです。今回は写真もついていて嬉しい限りです。ジャケットでの姿ではロングヘアばかりだったんですが、今はセミロングなんですね。へぇ~へぇ~。
ライターさんが的確に志方さんの口調をおさえてくれているので、頭の中でおっとりした声が自動再生されますw
志方さんは音楽以外のことは、わりと天然っぽいです。
毎回説明するのもあれですけど、簡潔に説明します。
志方さんは最近ではゲームやアニメの音楽を担当することの多い歌手です。代表的なのはアルトネリコ。最近ではシェルノサージュ。どちらもガストから発売されています。
土屋氏は、アルトネリコで音楽を担当していたガストの人。今はディレクターを務めているみたいです。
最近ガストではゲームBGMの推しがかなり強くなっている感じがしますね。ガストのゲームは性には合わないんですが、サントラなら複数枚持ってますから、私も戦略に引っかかっている一人なのでしょう。サントラといっても種類がありまして、コーラスや歌などを取り入れたヒュムネスコンサートと呼ばれるアルバムが一つ、普通のサントラが一つと発売しています。
私がもっぱら集めているのは、コーラスがついている方ですね。
インタビューについては4亀さんを読んでもらうとして、今回ここに書く記事としては、志方さんの素晴らしさを切々と書いてみます。
ただ、音楽関係はずぶの素人なので、そこだけはご了承ください。
インタビューにも出ていますが、土屋氏と志方さんが得意としているのは多重録音です。トラックをいくつも重ねることによって新たな音楽を作りだす試みです。私としては、一人オーケストラって感じで解釈しています。
志方さんは、一つのコーラスを何回も録音し、その上で厳選したものを重ねるわけです。
するとどうでしょう。一つのメロディに、言いようのない深みが生まれます。これはオーケストラなどでよく聞かれる厚みというものなんじゃないかと思っています。
同じ種類の楽器で、同じテンポ、同じ音を出したとします。理屈で考えればそこに違いはないんですが、同種の楽器でもわずかな違いというものがあります。それにより音にふくらみのようなものが生じます。そのため一つの楽器と複数の楽器で同じ音量を出した時、明らかな違いがでてくるわけです。私なんかはにじんでいるように聞こえるので、音のにじみと友人に話したりします。
ただ、このにじみ・厚みというものは、理解されない面もあります。
オーケストラの良さが分かるようになったのは、割りと最近の方なんですよね。それまでは音の厚みというものを感知できていませんでした。
これを耳の良し悪しと言って良いのか分かりませんが、少なくともプロの指揮者は複数の音を的確に聞き分ける耳を持っているそうです。小銭を適当に落として、その音で総額を当てることができるくらい。
この厚みを感知できるようになってオーケストラの本当の良さを知ることができたんですが、この多重録音にも同様のことが言えるようです。私がいくら熱心に伝えても、中々友人に分かってもらえないので、やきもきすることも多々あります。
なのでこうして色々書きたくなってしまうんですよね。
志方さんはもっともっと評価されて良いはず。
あと特徴と言えば、志方さんはどちらかと言えば作曲の人。これは志方さん自身も言っていますが、私もそう思います。自分の声を楽器のように使ったり、類い稀なる音の演出を見せていることから、そちらの傾向の方が強いです。
その一つが、コーラスワークの二重螺旋構造。
勝手に名付けているので、つっこみどころは多いにあると思います。説明として分かりやすいので、そのように書いていますが。

(図が汚いのは仕様です)
音を縦軸、時間を横軸、音量を奥行きとします。よく耳にする音楽というのは、メインメロディがリードし、それに他の音がついてくる形です。
しかし志方さんの場合、メインメロディが二つ存在することがあります。そのメロディは主にコーラスなわけなんですけど。
上の画像のコーラスAでは、前半音量が絞られバックコーラスのように聴こえます。コーラスBはメインをはっています。
しかし後半になるとこれが入れ代わります。
図ではかなり簡潔にしていますが、このような演出をとることが多々あります。これが聞き手にどんな影響を与えるのかと言うと、まるで音の中にいるような、包まれているような感覚にさせます。音の立体構造です。
志方さんは、これをうまく使っているんですね。
ただこういった手法を使っているのは志方さんだけでなく、アルトネリコにも携わっていた霜月はるかさん、みとせのりこさんもそうなんですよね。霜月さんは元から良いものをお持ちでしたが、アルトネリコ3で急成長した感じが否めません。アルバム買おうかな、と思うぐらい。
このように多重録音することによって、新たな音楽が生まれているように感じます。まあその辺りに詳しい方からしたら鼻で笑われることもあるかもしれませんが、素人が伝えられるのはここらが限界です。
というわけで今回はこんなところで。
あ、ちなみに4亀さんに記事が掲載される前に、サントラ両方とも持っていました(・∀・)
ガスト関連は、サントラ系ばかりが増えていくですなぁ。
興味を持たれた方は、アルトネリコのヒュムネスコンサートから入ると良いです。
◆追記
2つの拍手ありがとうございます。
記事を書く時は第三者的な感じで書いている時が多いのですが、志方さんの時はのめりこんで書いていることが多々あります。勢いに任せてしまっているので、あとで読み直すと恥ずかしいw
ただ、拍手をもらえると自信が持てます。
3拍手目ありがとうございます。
自分の書いた記事は基本推敲しまして、拍手をもらうと内容確認のためさっと目を通します。でも志方さんの記事に関してはちょっと怖いんですね。熱くなりすぎていて、音楽関係に詳しい人から見たらとんでもなく恥ずかしいことを言っているんじゃないかと、我に返ります。
キャラクターの想いで曲調も変化する――アーティスト志方あきこさんとガスト土屋 暁氏に聞く「アルトネリコ」「シェルノサージュ」の楽曲へのこだわり
前から当ブログをご覧になっている方は知っていると思いますが、志方さんは私が敬愛するアーティストです。今回は写真もついていて嬉しい限りです。ジャケットでの姿ではロングヘアばかりだったんですが、今はセミロングなんですね。へぇ~へぇ~。
ライターさんが的確に志方さんの口調をおさえてくれているので、頭の中でおっとりした声が自動再生されますw
志方さんは音楽以外のことは、わりと天然っぽいです。
毎回説明するのもあれですけど、簡潔に説明します。
志方さんは最近ではゲームやアニメの音楽を担当することの多い歌手です。代表的なのはアルトネリコ。最近ではシェルノサージュ。どちらもガストから発売されています。
土屋氏は、アルトネリコで音楽を担当していたガストの人。今はディレクターを務めているみたいです。
最近ガストではゲームBGMの推しがかなり強くなっている感じがしますね。ガストのゲームは性には合わないんですが、サントラなら複数枚持ってますから、私も戦略に引っかかっている一人なのでしょう。サントラといっても種類がありまして、コーラスや歌などを取り入れたヒュムネスコンサートと呼ばれるアルバムが一つ、普通のサントラが一つと発売しています。
私がもっぱら集めているのは、コーラスがついている方ですね。
インタビューについては4亀さんを読んでもらうとして、今回ここに書く記事としては、志方さんの素晴らしさを切々と書いてみます。
ただ、音楽関係はずぶの素人なので、そこだけはご了承ください。
インタビューにも出ていますが、土屋氏と志方さんが得意としているのは多重録音です。トラックをいくつも重ねることによって新たな音楽を作りだす試みです。私としては、一人オーケストラって感じで解釈しています。
志方さんは、一つのコーラスを何回も録音し、その上で厳選したものを重ねるわけです。
するとどうでしょう。一つのメロディに、言いようのない深みが生まれます。これはオーケストラなどでよく聞かれる厚みというものなんじゃないかと思っています。
同じ種類の楽器で、同じテンポ、同じ音を出したとします。理屈で考えればそこに違いはないんですが、同種の楽器でもわずかな違いというものがあります。それにより音にふくらみのようなものが生じます。そのため一つの楽器と複数の楽器で同じ音量を出した時、明らかな違いがでてくるわけです。私なんかはにじんでいるように聞こえるので、音のにじみと友人に話したりします。
ただ、このにじみ・厚みというものは、理解されない面もあります。
オーケストラの良さが分かるようになったのは、割りと最近の方なんですよね。それまでは音の厚みというものを感知できていませんでした。
これを耳の良し悪しと言って良いのか分かりませんが、少なくともプロの指揮者は複数の音を的確に聞き分ける耳を持っているそうです。小銭を適当に落として、その音で総額を当てることができるくらい。
この厚みを感知できるようになってオーケストラの本当の良さを知ることができたんですが、この多重録音にも同様のことが言えるようです。私がいくら熱心に伝えても、中々友人に分かってもらえないので、やきもきすることも多々あります。
なのでこうして色々書きたくなってしまうんですよね。
志方さんはもっともっと評価されて良いはず。
あと特徴と言えば、志方さんはどちらかと言えば作曲の人。これは志方さん自身も言っていますが、私もそう思います。自分の声を楽器のように使ったり、類い稀なる音の演出を見せていることから、そちらの傾向の方が強いです。
その一つが、コーラスワークの二重螺旋構造。
勝手に名付けているので、つっこみどころは多いにあると思います。説明として分かりやすいので、そのように書いていますが。

(図が汚いのは仕様です)
音を縦軸、時間を横軸、音量を奥行きとします。よく耳にする音楽というのは、メインメロディがリードし、それに他の音がついてくる形です。
しかし志方さんの場合、メインメロディが二つ存在することがあります。そのメロディは主にコーラスなわけなんですけど。
上の画像のコーラスAでは、前半音量が絞られバックコーラスのように聴こえます。コーラスBはメインをはっています。
しかし後半になるとこれが入れ代わります。
図ではかなり簡潔にしていますが、このような演出をとることが多々あります。これが聞き手にどんな影響を与えるのかと言うと、まるで音の中にいるような、包まれているような感覚にさせます。音の立体構造です。
志方さんは、これをうまく使っているんですね。
ただこういった手法を使っているのは志方さんだけでなく、アルトネリコにも携わっていた霜月はるかさん、みとせのりこさんもそうなんですよね。霜月さんは元から良いものをお持ちでしたが、アルトネリコ3で急成長した感じが否めません。アルバム買おうかな、と思うぐらい。
このように多重録音することによって、新たな音楽が生まれているように感じます。まあその辺りに詳しい方からしたら鼻で笑われることもあるかもしれませんが、素人が伝えられるのはここらが限界です。
というわけで今回はこんなところで。
あ、ちなみに4亀さんに記事が掲載される前に、サントラ両方とも持っていました(・∀・)
ガスト関連は、サントラ系ばかりが増えていくですなぁ。
興味を持たれた方は、アルトネリコのヒュムネスコンサートから入ると良いです。
◆追記
2つの拍手ありがとうございます。
記事を書く時は第三者的な感じで書いている時が多いのですが、志方さんの時はのめりこんで書いていることが多々あります。勢いに任せてしまっているので、あとで読み直すと恥ずかしいw
ただ、拍手をもらえると自信が持てます。
3拍手目ありがとうございます。
自分の書いた記事は基本推敲しまして、拍手をもらうと内容確認のためさっと目を通します。でも志方さんの記事に関してはちょっと怖いんですね。熱くなりすぎていて、音楽関係に詳しい人から見たらとんでもなく恥ずかしいことを言っているんじゃないかと、我に返ります。
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